便秘外来

よくあるお腹の症状のうち、専門医の立場からすると、一般内科でなく、消化器内科にかかっておいた方が良いと思う症状が幾つかあります。その一つが「便秘」です。

便秘は、多くの人が悩まされている代表的な消化器症状なのですが、その原因は多岐にわたり、年齢や基礎疾患、食事や運動などの生活習慣まで複合的な要因がからんでくるため、我々専門家でも治療に苦慮することがよくあります。
当院の「便秘外来」では、患者さん本人が、自身の便秘の原因を正しく理解することを治療の最初のステップとしています。

便秘は、長年かけて腸に色々な変化をもたらしていきます。その程度によって、正しい対処を行うことですぐに改善するものもあれば、ときに数ヶ月〜数年かけて徐々に正常な腸の状態に戻していかなければ、ならないものもあります。また、薬剤による治療を行っても十分に満足できる排便習慣の改善が望めないこともよくあります。
「その人の便秘症状に合わせた最適解を探していく」、その手助けをできればと考えています。
※ただし、当院では40歳以上の大腸カメラ歴のない便秘症の方に便秘薬の長期処方は行っておりません。

便秘に対する大腸カメラの目的は、大腸がんが無いことの確認だけではなく、腸の状態から便秘の原因を探るための手掛かりとなる重要な検査です。